液タブ併用前提の イラストレーター向けPC最適スペック

目次

イラスト制作に必要なPCスペックの考え方

イラスト制作に必要なPCスペックの考え方

液タブとPCの関係性を理解する

液晶タブレットを使ったイラスト制作では、PCに求められる性能が通常のデジタル作業とは異なります。

液タブはPCの外部ディスプレイとして機能しながら、同時に筆圧感知やペン入力といった大量のデータをリアルタイムで処理する必要があるため、CPU・GPU・メモリの三要素がバランスよく高性能でなければ快適な作業環境は実現できません

特にClip Studio PaintやPhotoshop、SAIといった定番ソフトを使用する場合、ブラシサイズが大きくなるほど、レイヤー数が増えるほど、PCへの負荷は指数関数的に増大していきます。

イラスト制作における負荷の実態

イラスト制作ソフトは一見軽量に見えますが、実際の作業では想像以上の処理能力を要求してきます。

例えば4Kサイズのキャンバスに100枚以上のレイヤーを重ね、水彩ブラシで広範囲を塗りつぶす作業を行うと、CPUは演算処理に追われ、メモリは大量のレイヤーデータを保持し続け、GPUはリアルタイムプレビューのレンダリングに忙殺されることになります。

この三者が協調して動作しなければ、ペンの追従性が悪化し、ブラシ遅延が発生し、最悪の場合はソフトがフリーズしてしまいますよね。

液タブ解像度とPC性能の相関

液タブの解像度が上がれば上がるほど、PCに求められる性能も比例して高くなります。

フルHD(1920×1080)の液タブであれば比較的負荷は軽いものの、2K(2560×1440)や4K(3840×2160)の高解像度モデルを使用する場合、描画データ量は単純計算で2倍から4倍に膨れ上がるわけです。

さらにメインモニターとして別途ディスプレイを接続するデュアルモニター環境では、GPU負荷はさらに増大します。

CPUの選び方と推奨モデル

CPUの選び方と推奨モデル

イラスト制作におけるCPUの役割

イラスト制作ソフトの多くはCPU依存度が高く、特にブラシ演算やフィルター処理、レイヤー合成といった作業はCPUのシングルスレッド性能に大きく左右されます。

マルチコア性能も重要ですが、イラスト制作においてはシングルスレッド性能とのバランスが特に重要で、コア数が多ければ良いというわけではありません

書き出し処理や3Dレンダリングを併用する場合はマルチコア性能も活きてきますが、日常的な描画作業では高クロックで動作するコアの存在が快適性を左右します。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43031 2479 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42785 2281 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 41817 2272 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41110 2371 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38579 2090 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38503 2060 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37270 2369 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37270 2369 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35641 2210 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35500 2247 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33752 2221 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 32894 2250 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32526 2114 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32416 2206 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29247 2051 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28533 2168 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28533 2168 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25444 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25444 2187 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23080 2225 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23068 2104 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20850 1870 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19500 1948 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17726 1826 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16041 1788 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15284 1993 公式 価格

Intel Core Ultraシリーズの評価

Intel Core Ultra 7 265Kおよび265KFは、イラストレーター向けPCとして最もバランスの取れた選択肢になります。

Lion Coveアーキテクチャによる高いシングルスレッド性能と、Skymontによる効率的なマルチスレッド処理の組み合わせは、Clip Studio Paintの筆圧処理とPhotoshopのフィルター適用を同時進行させるような場面で真価を発揮するでしょう。

発熱抑制設計により長時間作業でもパフォーマンスが安定し、締め切り前の徹夜作業でも性能低下を気にする必要はほとんどないでしょう。

Core Ultra 9 285Kや285KFはさらに上位の性能を持ちますが、イラスト制作だけを考えるとオーバースペック気味。

動画編集や3DCG制作も並行して行うクリエイターであれば検討価値がありますが、純粋にイラスト制作のみであればCore Ultra 7シリーズで充分です。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R63T

パソコンショップSEVEN ZEFT R63T
【ZEFT R63T スペック】
CPUAMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster MasterFrame 600 Black
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R63T

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56X

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56X
【ZEFT Z56X スペック】
CPUIntel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56X

パソコンショップSEVEN ZEFT Z58X

パソコンショップSEVEN ZEFT Z58X
【ZEFT Z58X スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265K 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi A3-mATX-WD Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z58X

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AZ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AZ
【ZEFT R60AZ スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H9 FLOW RGB ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60AZ

AMD Ryzenシリーズの評価

AMD Ryzen 7 9700Xは、コストパフォーマンスに優れたイラストレーター向けCPUとして高く評価できます。

Zen5アーキテクチャによる効率的な処理能力は、長時間のイラスト制作セッションでも安定したパフォーマンスを提供してくれるでしょう。

特にTSMC 4nmプロセスによる低発熱設計は、静音性を重視するクリエイターにとって大きなメリット。

Ryzen 7 9800X3Dは3D V-Cacheを搭載したモデルですが、この大容量キャッシュの恩恵はゲーミング用途で最大化されるため、イラスト制作においては9700Xとの体感差は限定的です。

予算に余裕があれば選択肢に入りますが、必須ではありません。

結論としてのCPU推奨モデル

イラスト制作を主目的とするなら、Intel Core Ultra 7 265K/265KFまたはAMD Ryzen 7 9700Xを選択するのが最適解といえます。

この2つのCPUは価格と性能のバランスが絶妙で、液タブを使った高解像度イラスト制作において必要十分な処理能力を持っています。

Intel製を選ぶかAMD製を選ぶかは、使用するマザーボードやメモリとの相性、BTOショップでの価格差などを総合的に判断すればよいかと思います。

グラフィックボードの選び方と推奨モデル

グラフィックボードの選び方と推奨モデル

イラスト制作におけるGPUの重要性

イラスト制作ソフトのGPU活用は年々進化しており、もはやGPUなしでは快適な作業環境は構築できない時代になっています。

Clip Studio PaintやPhotoshopは描画プレビューやブラシ表示にGPUアクセラレーションを活用しており、特に大きなブラシサイズや複雑なブラシ形状を使用する際、GPU性能が低いとカーソル追従が遅延し、描画体験が著しく損なわれてしまいますよね。


NVIDIA GeForce RTX 50シリーズの評価

GeForce RTX 5070Tiは、イラストレーター向けPCにおいて最もバランスの取れたGPU選択肢です。

Blackwellアーキテクチャと第4世代RTコア、第5世代Tensorコアの組み合わせは、AI機能を活用したイラスト制作ツールとの相性が抜群。

最近のイラスト制作ソフトはAIによる自動彩色やアップスケーリング機能を搭載するものが増えており、Tensorコアの性能が高いほどこれらの機能が高速化されます。

GeForce RTX 5060Tiはコストパフォーマンスに優れた選択肢で、フルHDから2K程度の液タブを使用するイラストレーターには充分な性能を提供します。

GDDR7メモリによる高速なデータ転送は、大容量のテクスチャやレイヤーデータを扱う際に効果を発揮するでしょう。

ただし4K液タブを使用する場合や、3Dモデルを参照しながらイラストを描くような用途では、やや力不足を感じる場面もあるかもしれません。

GeForce RTX 5070は5070Tiと5060Tiの中間に位置するモデルで、価格と性能のバランスを重視するイラストレーターに適しています。

DLSS 4対応により、将来的にイラスト制作ソフトがこの技術を活用し始めた際にも長く使い続けられる投資価値があります。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48655 102452 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32127 78469 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30130 67099 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30053 73798 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27143 69279 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26486 60545 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 21934 57089 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 19905 50739 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16548 39572 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 15982 38394 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15845 38170 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14628 35097 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13733 31016 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13193 32525 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10814 31904 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10643 28730 115W 公式 価格

AMD Radeon RX 90シリーズの評価

Radeon RX 9070XTは、RDNA 4アーキテクチャによる効率的な性能とFSR 4対応が魅力のGPUです。

機械学習ベースのアップスケーリング技術は、低解像度で描画したイラストを高解像度に変換する際の品質向上に貢献します。

ただしイラスト制作ソフトの多くはNVIDIA GPUに最適化されている傾向があり、一部のAI機能やGPUアクセラレーション機能がRadeonでは動作しない、あるいは性能が出にくいケースも存在します。

Radeon RX 9060XTはエントリー向けの位置づけですが、基本的なイラスト制作には充分な性能を持っています。

予算を抑えたい初心者イラストレーターや、趣味でイラストを描く方には検討価値のある選択肢でしょう。

VRAMの重要性

グラフィックボードを選ぶ際、VRAM(ビデオメモリ)容量も重要な判断基準になります。

4K解像度の液タブを使用し、大量のレイヤーを扱うイラスト制作では、最低でも12GB以上のVRAMを搭載したモデルを選ぶべきです。

VRAMが不足すると、システムメモリへのスワップが発生し、描画速度が劇的に低下します。

GeForce RTX 5070Ti以上のモデルであれば、この点は心配する必要はほとんどないでしょう。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AG

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AG
【ZEFT Z56AG スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H6 Flow White
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AG

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IF

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IF
【ZEFT Z55IF スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
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パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IF

パソコンショップSEVEN ZEFT Z58Q

パソコンショップSEVEN ZEFT Z58Q
【ZEFT Z58Q スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製)
ケースLianLi A3-mATX-WD Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z58Q

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54W

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54W
【ZEFT Z54W スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265K 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
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パソコンショップSEVEN ZEFT Z54W

パソコンショップSEVEN ZEFT Z47CD

パソコンショップSEVEN ZEFT Z47CD

ハイエンドなパフォーマンスを望む玄人に贈る、圧巻ゲーミングPC
Core i9とRTX 4060Tiが織り成す、驚異のスペックバランスに注目
シンプルかつクール、スチールのミドルタワーケースが印象的なマシン
プロ級のエンスージアストを魅了する、最新Core i9搭載PC

【ZEFT Z47CD スペック】
CPUIntel Core i9 14900F 24コア/32スレッド 5.40GHz(ブースト)/2.00GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ128GB DDR5 (32GB x4枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
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パソコンショップSEVEN ZEFT Z47CD

結論としてのGPU推奨モデル

イラスト制作を主目的とし、液タブを併用する環境では、GeForce RTX 5070TiまたはRTX 5070を選択するのが最適です。

予算に制約がある場合はRTX 5060Tiでも実用的な性能は得られますが、長期的な投資と将来のソフトウェア進化を考慮すると、RTX 5070以上を選んでおいた方が後悔は少ないでしょう。

Radeon RX 9070XTも性能的には充分ですが、ソフトウェアの最適化状況を考えるとGeForceシリーズの方が安心感があります。

メモリの選び方と推奨容量

メモリの選び方と推奨容量

イラスト制作におけるメモリの役割

メモリはイラスト制作において最も重要なパーツの一つで、容量不足は作業効率を著しく低下させます。

Clip Studio Paintで大判イラストを制作する場合、ソフトウェア自体が8GB以上のメモリを消費することも珍しくなく、これに加えてOSやブラウザ、参考資料を表示する画像ビューアなどが同時に動作するため、システム全体では相当なメモリ容量が必要になるわけです。

推奨メモリ容量の考え方

液タブを使用するイラストレーター向けPCでは、32GBのメモリを標準構成とするべきです。

16GBでは明らかに不足するケースが多く、特に複数のイラスト制作ソフトを同時起動したり、3Dモデルを参照用に表示したりする場合、メモリ不足によるスワップが頻発し、作業が中断されてしまいますよね。

64GBのメモリは、プロのイラストレーターや商業案件を多数抱えるクリエイターにとって理想的な容量です。

大判ポスターサイズのイラストや、アニメーション用の連番イラスト制作など、メモリを大量に消費する作業を日常的に行うのであれば、64GBへの投資は充分に価値があります。

ただし趣味でイラストを描く程度であれば、32GBで充分に事足りるでしょう。

DDR5メモリの選択

現行のCPUはすべてDDR5メモリに対応しており、DDR5-5600が標準規格として定着しています。

イラスト制作においてメモリ速度の違いが体感できるほどの差を生むことは稀ですが、大容量データの読み書きが頻繁に発生する環境では、高速なメモリの恩恵を受けられる場面もあります。

BTOパソコンを購入する際は、Micron(Crucial)、GSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカーのメモリを選択できるショップを選ぶと安心です。

特にMicron製メモリは安定性に定評があり、長時間の作業でもエラーが発生しにくいことが分かっています。


デュアルチャネル構成の重要性

メモリは必ずデュアルチャネル構成で搭載しましょう。

32GBであれば16GB×2枚、64GBであれば32GB×2枚という構成が基本。

シングルチャネル(1枚構成)では理論上の帯域幅が半減し、イラスト制作ソフトのパフォーマンスが低下します。

BTOパソコンを注文する際は、メモリ構成がデュアルチャネルになっているかどうかをチェックしましょう。

誤ってシングルチャネル構成を選んでしまうという可能性があるからです。

ストレージの選び方と推奨構成

ストレージの選び方と推奨構成

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60RS

パソコンショップSEVEN ZEFT R60RS
【ZEFT R60RS スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60RS

パソコンショップSEVEN ZEFT R65J

パソコンショップSEVEN ZEFT R65J
【ZEFT R65J スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster Silencio S600
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R65J

パソコンショップSEVEN ZEFT R65T

パソコンショップSEVEN ZEFT R65T
【ZEFT R65T スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H6 Flow White
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R65T

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SM

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SM
【ZEFT R60SM スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60SM

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9360X/S9

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9360X/S9
【SR-ar9-9360X/S9 スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースFractal Design Pop XL Air RGB TG
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ar9-9360X/S9

イラスト制作におけるストレージの重要性

ストレージ性能は、イラスト制作の快適性に直結します。

大容量のPSDファイルやCLIPファイルの読み込み・保存速度は、ストレージの性能によって大きく変わり、高速なSSDを使用すれば数秒で完了する作業が、低速なストレージでは数十秒かかることもあるわけです。

特に自動保存機能を有効にしている場合、保存処理が遅いと作業が頻繁に中断され、創作のリズムが崩れてしまいますよね。

NVMe SSDの選択

現在の主流はNVMe M.2規格のSSDで、PCIe Gen.4 SSDが価格と性能のバランスに優れた選択肢になります。

PCIe Gen.5 SSDは最大14,000MB/s超の読込速度を実現する最新規格ですが、発熱が非常に高く大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になるうえ、価格も高額です。

イラスト制作においてGen.5の超高速性能が必要になる場面は限定的で、Gen.4 SSDで充分に快適な作業環境を構築できます。

推奨ストレージ容量と構成

システムドライブとして1TBのNVMe SSD(PCIe Gen.4)を搭載し、作品保存用として2TBの追加SSDを搭載する構成が理想的です。

システムドライブにはOSとアプリケーションをインストールし、作品保存用ドライブには制作中のイラストファイルや完成作品、素材データなどを保存します。

この分離構成により、システムトラブルが発生した際にも作品データを保護できますし、ストレージの空き容量不足によるパフォーマンス低下も防げます。

1TBのシステムドライブだけで運用することも可能ですが、イラストレーターは作品データが蓄積していくため、数年後には容量不足に悩まされることになるでしょう。

最初から余裕を持った容量を確保しておく方が、長期的には経済的です。

ストレージメーカーの選択

BTOパソコンを購入する際は、WD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアといった信頼性の高いメーカーのSSDを選択できるショップを選びましょう。

特にWD Blackシリーズは高性能と耐久性を両立しており、プロのクリエイター向けとして定評があります。

Crucialは価格と性能のバランスに優れ、コストパフォーマンスを重視するイラストレーターに適しています。

バックアップストレージの考え方

作品データのバックアップは、外付けHDDやNASを使用するのが一般的です。

PC内部にHDDを搭載する選択肢もありますが、最近のゲーミングPCやクリエイター向けPCではHDDを搭載しないケースが増えており、必要に応じて外付けストレージを追加する方が柔軟性が高いでしょう。

電源ユニットとマザーボードの選び方

電源ユニットとマザーボードの選び方

電源容量の考え方

電源ユニットは、搭載するCPUとGPUの消費電力に応じて適切な容量を選択する必要があります。

Core Ultra 7 265KとGeForce RTX 5070Tiの組み合わせであれば、750W以上の電源ユニットが推奨されます。

RTX 5060Tiであれば650Wでも動作しますが、将来的なアップグレードを考慮すると750W以上を選んでおいた方が安心。

電源ユニットの効率規格は80 PLUS Gold以上を選択しましょう。

80 PLUS Platinumや80 PLUS Titaniumはさらに高効率ですが、価格差を考えるとGold認証で充分です。

信頼性の高いメーカーとしては、Corsair、Seasonic、Antecなどが挙げられます。

マザーボードの選択基準

マザーボードは、CPUソケットに対応したモデルを選ぶ必要があります。

Intel Core Ultra 200シリーズであればLGA1851ソケット、AMD Ryzen 9000シリーズであればAM5ソケットのマザーボードが必要です。

チップセットは、IntelであればZ890またはB860、AMDであればX870またはB850が主流。

イラストレーター向けPCでは、オーバークロック機能は必須ではないため、ミドルレンジのB860やB850チップセットで充分です。

ただしメモリスロット数やM.2スロット数、USB端子の数などは確認しておきましょう。

液タブを接続するためのUSB端子、外付けストレージ用のUSB端子など、複数のUSBデバイスを同時接続することが多いため、USB端子が豊富なマザーボードを選ぶと便利です。

冷却システムの選び方

冷却システムの選び方

CPUクーラーの選択

Core Ultra 200シリーズとRyzen 9000シリーズは、旧世代CPUと比較して発熱が抑制されており、空冷CPUクーラーでも充分に冷却できます。

イラスト制作用途であれば、高性能な空冷CPUクーラーを選択するのが最もコストパフォーマンスに優れた選択です。

DEEPCOOLやサイズ、Noctuaといったメーカーの空冷クーラーは、静音性と冷却性能を高いレベルで両立しています。

特にNoctuaのNH-D15シリーズは、冷却性能が非常に高く、長時間のイラスト制作でもCPU温度を安定させられます。

水冷CPUクーラーは冷却性能に優れますが、メンテナンスの手間やポンプ故障のリスクを考えると、イラスト制作用途では必須ではありません。

ただし静音性を最優先する場合や、見た目の美しさを重視する場合は、簡易水冷クーラーも選択肢に入るでしょう。

ケースファンとエアフロー

PCケース内のエアフローも重要です。

フロントに吸気ファン、リアとトップに排気ファンを配置する基本的なエアフロー構成が推奨されます。

ファンの回転数は、静音性を重視するなら1000rpm前後に設定し、冷却性能を重視するなら1500rpm前後に設定するとよいでしょう。

最近のPCケースは、2面または3面が強化ガラス製のピラーレスケースが人気ですが、エアフローの観点からは通気性に優れたメッシュパネルを採用したケースの方が冷却性能は高くなります。

見た目と冷却性能のバランスを考えて選択しましょう。

液タブ接続とディスプレイ構成

液タブ接続とディスプレイ構成

液タブの接続方式

液タブはUSB-CまたはHDMI+USBで接続するのが一般的です。

最近の高性能液タブはUSB-C一本で映像出力と電力供給、ペン入力を同時に行えるモデルが増えており、配線がシンプルになるメリットがあります。

ただしUSB-Cで接続する場合、マザーボードまたはグラフィックボードにDisplayPort Alt Mode対応のUSB-Cポートが必要です。

GeForce RTX 50シリーズはDisplayPort 2.1b対応のUSB-Cポートを搭載しているモデルが多く、液タブとの接続に適しています。

購入前にグラフィックボードの仕様を確認し、USB-Cポートの有無をチェックしましょう。

デュアルモニター構成の推奨

液タブとは別に、メインモニターを用意するデュアルモニター構成が作業効率を大きく向上させます。

液タブで描画しながら、メインモニターで参考資料やカラーパレット、レイヤーパネルなどを表示できるため、画面の切り替え操作が不要になり、創作に集中できるわけです。

メインモニターは、色再現性に優れたIPSパネルの27インチ、解像度2560×1440(WQHD)のモデルが理想的です。

イラスト制作では色の正確性が重要なため、sRGBカバー率99%以上のモニターを選びましょう。

BTOパソコンと自作PCの選択

BTOパソコンと自作PCの選択

BTOパソコンのメリット

BTOパソコンは、パーツ選定からOS設定まで完了した状態で届くため、初心者イラストレーターにとって最も手軽な選択肢です。

保証期間中のサポートも受けられるため、トラブルが発生した際も安心。

特にイラスト制作に最適化されたクリエイター向けモデルを提供しているBTOショップであれば、パーツ選定で迷う必要もありません。

主要なBTOショップとしては、マウスコンピューター、パソコン工房、ドスパラ、ツクモなどがあります。

これらのショップでは、CPUやGPU、メモリ、ストレージを自由にカスタマイズできるため、予算と用途に応じた最適な構成を組めます。

自作PCのメリット

自作PCは、すべてのパーツを自分で選定し組み立てるため、完全に自分好みの構成を実現できます。

BTOパソコンでは選択できないような特定のパーツ、例えば特定メーカーのマザーボードや、デザイン性の高いPCケースなどを使用したい場合は、自作PCが唯一の選択肢になるでしょう。

ただし自作PCは、パーツの相性問題やトラブルシューティングをすべて自分で行う必要があり、初心者には敷居が高い。

パーツ保証は個別に対応する必要があり、システム全体の動作保証はありません。

PC組み立ての経験がない場合は、BTOパソコンを選択する方が無難です。

推奨構成の具体例

以下に、液タブ併用を前提としたイラストレーター向けPCの推奨構成を2パターン提示します。

パーツ スタンダード構成 ハイエンド構成
CPU AMD Ryzen 7 9700X Intel Core Ultra 7 265K
CPUクーラー DEEPCOOL AK400(空冷) Noctua NH-D15(空冷)
マザーボード B850チップセット Z890チップセット
GPU GeForce RTX 5060Ti GeForce RTX 5070Ti
メモリ DDR5-5600 32GB(16GB×2) DDR5-5600 64GB(32GB×2)
ストレージ 1TB NVMe SSD(Gen.4) 1TB NVMe SSD(Gen.4)+2TB NVMe SSD(Gen.4)
電源 750W 80 PLUS Gold 850W 80 PLUS Gold
ケース DEEPCOOL製ミドルタワー NZXT製ピラーレスケース

スタンダード構成は、フルHDから2K程度の液タブを使用し、趣味から副業レベルでイラスト制作を行うクリエイターに適しています。
ハイエンド構成は、4K液タブを使用し、商業案件を多数抱えるプロのイラストレーターに適した構成です。

周辺機器の選び方

周辺機器の選び方

液タブの選択

液タブ選びは、イラストレーター向けPC構築において最も重要な要素の一つ。

Wacom、XP-Pen、Huionといったメーカーが主要な選択肢になります。

Wacomは業界標準として高い信頼性を持ち、筆圧感知の精度や色再現性に優れていますが、価格は高め。

XP-PenやHuionはコストパフォーマンスに優れ、初心者から中級者に適しています。

液タブのサイズは、13インチから24インチまで幅広い選択肢がありますが、16インチ前後が最も人気。

解像度はフルHD以上を選び、筆圧レベルは8192段階以上のモデルが推奨されます。

キーボードとマウス

イラスト制作では、ショートカットキーを多用するため、キーボードの使いやすさも重要です。

テンキーレスのメカニカルキーボードは、デスクスペースを節約しながら快適なタイピング感を提供します。

Cherry MX茶軸や赤軸といった静音性の高いスイッチを選ぶと、長時間作業でも疲れにくいでしょう。

マウスは、高精度なセンサーを搭載したモデルを選びましょう。

LogicoolのMX Masterシリーズは、クリエイター向けに設計されており、カスタマイズ可能なボタンやスムーズなスクロールホイールが作業効率を向上させます。

スピーカーとヘッドホン

作業中に音楽を聴くイラストレーターは多いでしょう。

デスクトップスピーカーは、音質と省スペース性を両立したモデルが適しています。

ヘッドホンは、長時間装着しても疲れにくいオープンバック型や、遮音性の高いクローズドバック型など、好みに応じて選択できます。

ソフトウェアとドライバーの最適化

ソフトウェアとドライバーの最適化

イラスト制作ソフトの設定

Clip Studio Paintを使用する場合、環境設定でGPUアクセラレーションを有効にしましょう。

これにより描画プレビューが高速化され、大きなブラシサイズでもスムーズな描画が可能になります。

メモリ設定では、使用可能メモリの上限を適切に設定し、システム全体のメモリを使い切らないよう調整することが重要。

Photoshopでは、環境設定の「パフォーマンス」項目でメモリ使用量とGPU設定を最適化します。

Photoshopに割り当てるメモリは、システム全体の70%程度が推奨されます。

また、仮想記憶ディスクを高速なNVMe SSDに設定することで、大容量ファイルの処理速度が向上します。

グラフィックドライバーの更新

NVIDIAやAMDのグラフィックドライバーは、定期的に更新されます。

最新ドライバーには、イラスト制作ソフトの最適化やバグ修正が含まれることが多いため、月に一度程度の頻度で更新をチェックしましょう。

ただし、作業中の重要なプロジェクトがある場合は、ドライバー更新によるトラブルを避けるため、プロジェクト完了後に更新する方が安全です。

Windows設定の最適化

Windowsの電源プランは「高パフォーマンス」に設定し、CPUやGPUが常に最大性能で動作するようにします。

ディスプレイ設定では、液タブとメインモニターの解像度とリフレッシュレートを適切に設定し、色管理でカラープロファイルを正しく適用しましょう。

予算別の推奨構成

予算別の推奨構成

15万円前後の構成

予算15万円前後では、AMD Ryzen 7 9700XとGeForce RTX 5060Ti、メモリ32GB、ストレージ1TB NVMe SSDという構成が実現できます。

この構成は、フルHD液タブを使用し、趣味でイラストを描く方や、これからイラストレーターを目指す初心者に適しています。

商業案件にも対応できる基本性能を持っており、コストパフォーマンスは非常に高いといえます。

20万円前後の構成

予算20万円前後では、Intel Core Ultra 7 265KとGeForce RTX 5070、メモリ32GB、ストレージ1TB+2TB NVMe SSDという構成が可能です。

この構成は、2K液タブを使用し、副業や小規模な商業案件を手がけるイラストレーターに最適。

GPU性能が向上することで、AI機能を活用したイラスト制作や、3Dモデルを参照しながらの作業も快適に行えます。

30万円前後の構成

予算30万円前後では、Intel Core Ultra 7 265KとGeForce RTX 5070Ti、メモリ64GB、ストレージ1TB+2TB NVMe SSD、高品質なCPUクーラーとケースという構成が実現できます。

この構成は、4K液タブを使用し、大規模な商業案件を多数抱えるプロのイラストレーターに適しています。

長期的な投資として考えれば、5年以上は第一線で活躍できる性能を持っており、頻繁なアップグレードが不要になるメリットがあります。

メンテナンスとアップグレード

メンテナンスとアップグレード

定期的な清掃

PCケース内部には、使用環境によって埃が蓄積していきます。

埃が溜まるとエアフローが悪化し、冷却性能が低下するため、3ヶ月に一度程度の頻度でケース内部を清掃しましょう。

エアダスターを使用してファンやヒートシンクの埃を吹き飛ばし、ケースファンのフィルターも水洗いして乾燥させます。

将来的なアップグレード

イラスト制作用PCは、メモリとストレージのアップグレードが比較的容易です。

最初は32GBのメモリで運用を開始し、作業内容が高度化してメモリ不足を感じるようになったら64GBに増設する、という段階的なアップグレードが可能。

ストレージも、作品データが増えてきたら追加のSSDを増設すればよいでしょう。

CPUやGPUのアップグレードは、マザーボードのソケットやチップセットに依存するため、計画的に行う必要があります。

最初から将来のアップグレードを見越して、拡張性の高いマザーボードを選んでおくと、長期的なコストを抑えられます。

よくある質問

よくある質問

液タブを使うならグラフィックボードは必須ですか

グラフィックボードは必須です。

液タブは外部ディスプレイとして機能するため、GPU出力が必要になります。

さらに最近のイラスト制作ソフトはGPUアクセラレーションを活用しており、GPU性能が低いとブラシ遅延や描画の引っかかりが発生し、快適な作業環境は構築できません。

最低でもGeForce RTX 5060Ti以上のGPUを搭載することを強く推奨します。

メモリは16GBでは不足しますか

16GBでは明らかに不足します。

Clip Studio Paintで中規模以上のイラストを制作する場合、ソフトウェア単体で8GB以上のメモリを消費することがあり、これにOSやブラウザなどの常駐ソフトが加わると、16GBではメモリ不足によるスワップが頻発してしまいますよね。

作業効率を考えると、32GBを標準構成とし、予算に余裕があれば64GBを選択するべきです。

IntelとAMDのどちらを選ぶべきですか

イラスト制作においては、Intel Core Ultra 7 265K/265KFとAMD Ryzen 7 9700Xのどちらを選んでも実用上の差はほとんどありません。

Intelはシングルスレッド性能がやや高く、AMDはコストパフォーマンスに優れるという傾向がありますが、体感できるほどの差ではないでしょう。

BTOショップでの価格や、マザーボードの拡張性、将来のアップグレード計画などを総合的に判断して選択すればよいかと思います。

自作PCとBTOパソコンのどちらがおすすめですか

PC組み立ての経験がない初心者には、BTOパソコンを強く推奨します。

BTOパソコンは動作保証があり、トラブル時のサポートも受けられるため、安心して使用できます。

自作PCは完全に自分好みの構成を実現できるメリットがありますが、パーツの相性問題やトラブルシューティングをすべて自分で行う必要があり、初心者には敷居が高い。

まずはBTOパソコンで経験を積み、PC内部の構造や各パーツの役割を理解してから、自作PCに挑戦するのが賢明でしょう。

液タブのサイズはどれくらいが最適ですか

液タブのサイズは、作業スタイルとデスクスペースによって最適解が変わります。

16インチ前後が最も汎用性が高く、デスクスペースを圧迫せずに充分な作業領域を確保できます。

より大きなキャンバスで描きたい場合は22インチや24インチも選択肢に入りますが、デスクスペースの確保と、首や肩への負担を考慮する必要があります。

逆に13インチは持ち運びには便利ですが、作業領域が狭く感じる方もいるのではないでしょうか。

ストレージはSSDだけで大丈夫ですか

SSDだけで運用することは可能ですが、バックアップ用に外付けHDDやNASを用意することを強く推奨します。

イラストデータは創作活動の成果物であり、失うことは許されません。

PC内部のSSDが故障した場合に備えて、定期的に外部ストレージへバックアップを取る習慣をつけましょう。

クラウドストレージサービスも併用すると、さらに安全性が高まります。

4K液タブを使う場合の推奨スペックは

4K液タブを快適に使用するには、GeForce RTX 5070Ti以上のGPU、メモリ64GB、Intel Core Ultra 7 265KまたはAMD Ryzen 7 9700X以上のCPUが推奨されます。

4K解像度では描画データ量が膨大になるため、ミドルレンジのスペックでは力不足を感じる場面が多くなるでしょう。

特にGPUのVRAM容量は重要で、12GB以上を搭載したモデルを選ぶべきです。

予算が許すなら、GeForce RTX 5080も検討価値があります。

CPUクーラーは水冷と空冷のどちらがいいですか

イラスト制作用途であれば、高性能な空冷CPUクーラーで充分です。

Core Ultra 200シリーズやRyzen 9000シリーズは発熱が抑制されており、NoctuaやDEEPCOOLの大型空冷クーラーであれば、長時間の作業でも温度を安定させられます。

水冷クーラーは冷却性能に優れますが、ポンプ故障のリスクやメンテナンスの手間を考えると、必須ではありません。

静音性を最優先する場合や、見た目の美しさを重視する場合に検討すればよいでしょう。

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