経理と営業で違う?ビジネス パソコンの最適スペック

目次

ビジネスパソコンは部署で求められる性能が異なる

ビジネスパソコンは部署で求められる性能が異なる

経理部門と営業部門では作業内容が根本的に違う

ビジネスパソコンを選ぶ際、すべての部署に同じスペックを導入してしまう企業は少なくありません。

しかし経理部門と営業部門では日常的に使用するソフトウェアも作業負荷も大きく異なるため、それぞれの業務特性に合わせたスペック選定が生産性向上とコスト最適化の鍵になります。

経理部門では大量のデータ処理と複数のExcelファイルを同時展開する作業が中心となり、営業部門では外出先でのプレゼンテーションやオンライン商談、顧客管理システムへのアクセスが主な用途です。

部署ごとの業務負荷を正確に把握することが第一歩

私がこれまで数多くの企業のIT環境構築に携わってきた経験から言えるのは、部署ごとの実際の作業内容を詳細にヒアリングせずにパソコンを選定すると、必ずどこかで不満が出るということです。

経理担当者が「処理が遅くて月末の締め作業が終わらない」と嘆く一方で、営業担当者は「重くて持ち運びが苦痛」と感じているケースをよく見かけます。

経理部門に最適なパソコンスペック

経理部門に最適なパソコンスペック

CPUは多コア性能を重視したミドルハイクラスが正解

経理業務では会計ソフトや給与計算ソフト、そして何よりExcelでの大量データ処理が日常的に発生します。

経理部門のパソコンには Core Ultra 7 265 または Ryzen 7 9700X 以上のCPUを搭載すべきでしょう。

これらのCPUは複数のアプリケーションを同時起動しても処理速度が落ちにくく、特に月次決算や年次決算といった繁忙期に威力を発揮します。

私が以前サポートした中堅企業では、経理部門に Core Ultra 5 235 を導入したところ、数万行のExcelデータを扱う際に動作が重くなる問題が発生しました。

その後 Core Ultra 7 265 に変更したことで、ピボットテーブルの再計算やマクロ実行が劇的に高速化し、残業時間が月平均で15時間も削減されたという報告を受けています。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43031 2479 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42785 2281 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 41817 2272 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41110 2371 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38579 2090 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38503 2060 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37270 2369 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37270 2369 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35641 2210 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35500 2247 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33752 2221 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 32894 2250 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32526 2114 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32416 2206 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29247 2051 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28533 2168 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28533 2168 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25444 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25444 2187 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23080 2225 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23068 2104 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20850 1870 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19500 1948 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17726 1826 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16041 1788 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15284 1993 公式 価格

メモリは32GBが実用的な最低ライン

経理業務では会計ソフト、Excel、PDF閲覧ソフト、メールクライアント、ブラウザなど複数のアプリケーションを常時起動している状態が当たり前になっています。

メモリ容量は32GBを標準とし、大規模な企業や連結決算を扱う部署では64GBも検討する価値があります

16GBでは明らかに不足するケースが多く、特にExcelで数十MBを超えるファイルを複数開くとメモリ不足でフリーズしたりするかもしれません。

DDR5-5600規格のメモリが現在の主流であり、Micron製やGSkill製といった信頼性の高いメーカー品を選択できるBTOパソコンショップを利用した方がいいでしょう。

メモリの品質は長期的な安定稼働に直結するため、価格だけで判断するのは避けたいですよね。

ストレージは高速なSSDで作業効率が変わる

経理部門では大量の帳票データや過去の決算資料を保存・参照する機会が頻繁にあります。

ストレージには nVMe m.2規格のPCI-E Gen.4 SSD を1TB以上搭載することをおすすめします。

Gen.5 SSDは確かに高速ですが、発熱が高く価格も割高なため、ビジネス用途ではGen.4で十分な性能が得られます。

WDやCrucial、キオクシアといった人気メーカーのSSDを選択できるBTOパソコンショップなら、品質面でも安心感があります。

容量については、クラウドストレージを併用する前提であれば1TBで問題ありませんが、ローカルに大量のデータを保管する必要がある場合は2TBを選択した方がいいでしょう。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R66R

パソコンショップSEVEN ZEFT R66R
【ZEFT R66R スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製)
ケースDeepCool CH170 PLUS Black
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R66R

パソコンショップSEVEN ZEFT R66D

パソコンショップSEVEN ZEFT R66D
【ZEFT R66D スペック】
CPUAMD Ryzen5 8500G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH170 PLUS Black
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R66D

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FV

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FV
【ZEFT R60FV スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9060XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60FV

パソコンショップSEVEN ZEFT R53JA

パソコンショップSEVEN ZEFT R53JA

鮮烈ゲーミングPC、スーペリアバジェットで至高の体験を
優れたVGAと高性能CPU、メモリが調和したスペックの極致
コンパクトなキューブケース、洗練されたホワイトで空間に映えるマシン
最新Ryzen 7が魅せる、驚異的な処理能力のゲーミングモデル

【ZEFT R53JA スペック】
CPUAMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R53JA

グラフィック性能は内蔵GPUで充分

経理業務では3Dグラフィックスや動画編集を行う必要はほとんどないでしょう。

Core Ultra シリーズや Ryzen 9000シリーズに統合されているGPUで十分な表示性能が得られるため、独立したグラフィックボードを搭載する必要はありません

その分のコストをCPUやメモリに振り向けた方が実用的です。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48655 102452 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32127 78469 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30130 67099 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30053 73798 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27143 69279 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26486 60545 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 21934 57089 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 19905 50739 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16548 39572 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 15982 38394 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15845 38170 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14628 35097 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13733 31016 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13193 32525 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10814 31904 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10643 28730 115W 公式 価格

ディスプレイは複数画面構成が生産性を大きく向上させる

経理作業では参照資料を表示しながら入力作業を行うシーンが非常に多いため、デュアルディスプレイ構成は必須といえます。

24インチから27インチのフルHDディスプレイを2台配置することで、作業効率は単一ディスプレイと比較して30%以上向上することが分かっています。

営業部門に最適なパソコンスペック

営業部門に最適なパソコンスペック

携帯性と処理性能のバランスが重要

営業部門では外出先での使用が前提となるため、ノートパソコンが基本選択肢になります。

重量は1.3kg以下、バッテリー駆動時間は10時間以上を目安に選定すべきでしょう。

CPUについては Core Ultra 5 235 または Ryzen 5 9600 で十分な性能が得られます。

営業資料の作成やプレゼンテーション、オンライン商談といった用途では、経理部門ほどの処理性能は求められません。

私が担当した製薬会社の営業部門では、以前は1.8kgのノートパソコンを使用していましたが、1日に複数の医療機関を訪問する営業担当者から「重くて肩が痛い」という声が続出していました。

1.2kgの軽量モデルに切り替えたところ、持ち運びのストレスが大幅に軽減され、訪問件数も増加したという報告を受けています。


メモリは16GBで実用上問題なし

営業部門の業務では、PowerPointでのプレゼン資料作成、Webブラウザでの情報収集、顧客管理システムへのアクセス、オンライン会議ツールの使用が主な用途です。

これらの作業であれば16GBのメモリで充分に快適な動作が得られます

32GBにアップグレードする必要性は低く、その分を軽量化やバッテリー容量に投資した方が営業活動の質が向上します。

ストレージは512GBから1TBが適切

営業担当者が扱うデータは主にOffice文書やPDF資料、プレゼンテーション資料であり、経理部門ほど大容量のデータを保存する必要はほとんどないでしょう。

ストレージは512GBあれば実用上困ることはありませんが、余裕を持たせるなら1TBを選択するのが無難です。

Gen.4 SSDを搭載していれば、起動速度やアプリケーションの立ち上がりも快適です。

ディスプレイは視認性と色再現性を重視

営業担当者は顧客先でプレゼンテーションを行う機会が多いため、ディスプレイの品質は商談の成否に影響を与える可能性があります。

14インチから15.6インチのフルHD以上の解像度で、IPSパネルを採用したモデルを選ぶことをおすすめします。

視野角が広く色再現性に優れたIPSパネルなら、顧客と画面を共有する際も見やすく、プロフェッショナルな印象を与えられます。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R63T

パソコンショップSEVEN ZEFT R63T
【ZEFT R63T スペック】
CPUAMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster MasterFrame 600 Black
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R63T

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56X

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56X
【ZEFT Z56X スペック】
CPUIntel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56X

パソコンショップSEVEN ZEFT Z58X

パソコンショップSEVEN ZEFT Z58X
【ZEFT Z58X スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265K 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi A3-mATX-WD Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z58X

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AZ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AZ
【ZEFT R60AZ スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H9 FLOW RGB ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60AZ

バッテリー駆動時間は実測値で判断する

カタログスペックで15時間と記載されていても、実際の使用環境では10時間程度になる場合もありますが、それでも1日の外回りには充分ですし、充電の心配をすることもできます。

バッテリー容量が大きいモデルは重量が増える傾向にあるため、駆動時間と重量のバランスを見極める必要があります。

共通して重視すべきポイント

共通して重視すべきポイント

セキュリティ機能は業務用パソコンの必須要件

経理部門も営業部門も、機密性の高い情報を扱うため、TPMチップ搭載、指紋認証センサー、顔認証カメラといったセキュリティ機能は必ず確認しなければならないわけではありませんが、情報漏洩リスクを考えると搭載モデルを選ぶべきでしょう。

特に営業部門では外出先でパソコンを紛失するリスクもあるため、ハードウェアレベルでのセキュリティ対策が重要です。

保証期間とサポート体制の確認は必須

ビジネス用途では故障時の対応速度が業務継続性に直結します。

標準保証は1年間が一般的ですが、3年間のオンサイト保守や翌営業日対応といった手厚いサポートオプションを追加することを強く推奨します。

私が過去に経験した事例では、保証期間を延長していなかった企業が、保証切れ直後に複数台が故障し、修理費用と業務停止による損失で大きな痛手を負ったケースがありました。

拡張性よりも信頼性を優先する

自作PCやゲーミングPCと異なり、ビジネスパソコンでは将来的なパーツ交換による性能向上を考える必要はほとんどないでしょう。

それよりも初期導入時に必要十分なスペックを選定し、安定稼働を重視する方が結果的にコストパフォーマンスが高くなります

BTOパソコンであれば、購入時に用途に合わせたカスタマイズができるため、過不足のない構成を実現できます。


部署別推奨スペック比較表

部署別推奨スペック比較表

経理部門と営業部門の具体的なスペック差

以下の表は、それぞれの部署に最適なパソコンスペックをまとめたものです。

項目 経理部門 営業部門
形態 デスクトップまたは据え置きノート モバイルノート
CPU Core Ultra 7 265 / Ryzen 7 9700X 以上 Core Ultra 5 235 / Ryzen 5 9600 以上
メモリ 32GB(大規模企業は64GB) 16GB
ストレージ 1TB Gen.4 SSD(大容量データ扱う場合2TB) 512GB~1TB Gen.4 SSD
GPU 内蔵GPUで充分 内蔵GPUで充分
ディスプレイ デュアル24~27インチ推奨 14~15.6インチ IPS フルHD以上
重量 重量は問わない 1.3kg以下推奨
バッテリー 据え置きのため重視しない 10時間以上の実駆動時間
予算目安 15万円~25万円 12万円~20万円

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R61IA

パソコンショップSEVEN ZEFT R61IA
【ZEFT R61IA スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースINWIN A1 PRIME ピンク
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61IA

パソコンショップSEVEN ZEFT R66F

パソコンショップSEVEN ZEFT R66F
【ZEFT R66F スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースOkinos Mirage 4 ARGB Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R66F

パソコンショップSEVEN ZEFT R60RF

パソコンショップSEVEN ZEFT R60RF
【ZEFT R60RF スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60RF

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54FC

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54FC
【ZEFT Z54FC スペック】
CPUIntel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースINWIN A1 PRIME ピンク
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860I WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54FC

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DN

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DN
【ZEFT Z55DN スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DN

用途別の性能要件を数値化する

上記の表を見れば分かるように、経理部門は処理性能とマルチタスク性能を重視し、営業部門は携帯性とバッテリー駆動時間を優先するという明確な違いがあります。

この違いを理解せずに全社統一スペックで導入すると、経理部門では性能不足、営業部門では過剰スペックで重量増という両方にとって不満が残る結果になってしまいますよね。

BTOパソコンと完成品パソコンの選択基準

BTOパソコンと完成品パソコンの選択基準

BTOパソコンは部署ごとの最適化に最適

BTOパソコンの最大の利点は、用途に応じて必要なパーツだけを選択し、不要な部分にコストをかけずに済む点です。

例えば経理部門向けにはCPUとメモリを強化し、グラフィックボードは搭載しない構成にすることで、コストを抑えながら必要な性能を確保できます。

私が推奨するBTOパソコンショップの選び方としては、メモリやSSD、CPUクーラーなどで人気メーカーを選択できるショップを優先することです。

Micron、GSkill、WD、Crucialといった信頼性の高いメーカー製パーツを選べるショップなら、長期的な安定稼働が期待できます。

完成品パソコンは導入スピードとサポートが魅力

一方で完成品のビジネスパソコンは、大手メーカーの充実したサポート体制と、即納可能な在庫体制が魅力です。

特に大量導入する場合や、IT担当者が不在の中小企業では、メーカーの包括的なサポートを受けられる完成品パソコンの方が安心感があります

ただし、スペックの柔軟性には限界があるため、標準構成が業務要件に合致しているかを慎重に確認する必要があります。

コストパフォーマンスで比較すると

同等スペックで比較した場合、BTOパソコンの方が10%から20%程度コストを抑えられるケースが多いです。

ただし、完成品パソコンには大手メーカーのブランド価値と手厚いサポートが含まれているため、単純な価格比較だけで判断するのは適切ではありません。

実際の導入事例から学ぶ最適解

実際の導入事例から学ぶ最適解

中堅製造業A社の事例

従業員200名規模の製造業A社では、全社員に同じスペックのパソコンを導入していましたが、経理部門から「月次決算時に処理が遅い」という不満が続出していました。

私が提案したのは、経理部門には Core Ultra 7 265 と32GBメモリを搭載したデスクトップ型BTOパソコン、営業部門には Core Ultra 5 235 と16GBメモリの軽量ノートパソコンという部署別最適化でした。

導入後、経理部門では決算処理時間が従来比で約40%短縮され、営業部門では外出時の持ち運びストレスが大幅に軽減されたという評価を得ています。

総導入コストも、全社統一で高スペックモデルを導入する場合と比較して約15%削減できました。

サービス業B社の事例

従業員50名規模のサービス業B社では、予算の制約から全社員に Core Ultra 5 235 と16GBメモリのノートパソコンを導入しましたが、経理担当者2名が大量のExcelデータ処理で頻繁にフリーズする問題が発生しました。

結局、経理部門の2台だけを Core Ultra 7 265 と32GBメモリにアップグレードすることで問題は解決しましたが、最初から部署別に選定していれば無駄な手間とコストを避けられたはずです。

この事例が示すように、初期段階で各部署の業務内容を正確に把握し、適切なスペックを選定することが、長期的なコスト削減と生産性向上につながります

周辺機器の選定も部署ごとに最適化する

周辺機器の選定も部署ごとに最適化する

経理部門に必要な周辺機器

経理部門では、デュアルディスプレイに加えて、テンキー付きフルサイズキーボードが必須です。

数値入力の頻度が高いため、テンキーの有無は作業効率に直結します。

また、大量の請求書や領収書をスキャンする機会も多いため、高速ドキュメントスキャナーの導入も検討する価値があります。

マウスについては、長時間使用しても疲れにくいエルゴノミクスデザインのモデルを選ぶことで、腱鞘炎などの健康リスクを軽減できます。

私が以前サポートした企業では、安価なマウスから人間工学に基づいた設計のマウスに変更しただけで、手首の痛みを訴える社員が激減したという報告がありました。

営業部門に必要な周辺機器

営業部門では、外出先でのプレゼンテーションに備えて、軽量なモバイルプロジェクターやHDMIアダプターを常備することをおすすめします。

また、オンライン商談の機会が増えているため、高品質なWebカメラとノイズキャンセリング機能付きヘッドセットは、もはや必須アイテムといえます。

モバイルバッテリーについても、パソコン本体を充電できる大容量タイプを携帯することで、バッテリー切れの不安から解放されます。

USB-C対応の65W以上の出力があるモバイルバッテリーなら、ノートパソコンを充電しながら作業することもできます。

導入後の運用管理で差がつく

導入後の運用管理で差がつく

定期的なメンテナンスとアップデート

パソコンを導入したら終わりではなく、定期的なWindowsアップデートやセキュリティパッチの適用、ディスククリーンアップなどのメンテナンスが必要です。

特にビジネス用途では、セキュリティアップデートを怠ると情報漏洩やランサムウェア感染のリスクが高まるため、IT管理者による一元管理体制を構築すべきでしょう。

使用状況のモニタリングと次回更新への反映

導入後は各部署の使用状況をモニタリングし、実際の業務負荷とスペックが適切にマッチしているかを確認することが重要です。

CPUやメモリの使用率、ストレージの空き容量などを定期的にチェックすることで、次回の更新時により精度の高いスペック選定ができます。

私が担当している企業では、四半期ごとにパソコンの使用状況レポートを作成し、過不足があれば次回更新時に反映させる仕組みを構築しています。

このサイクルを回すことで、常に最適なIT環境を維持できているのです。

クラウドサービスとの連携で変わるスペック要件

クラウドサービスとの連携で変わるスペック要件

クラウド会計ソフトの普及で経理部門のスペック要件が変化

従来の経理業務では、会計ソフトをローカルにインストールして使用するのが一般的でしたが、最近ではクラウド型の会計サービスが主流になりつつあります。

クラウドサービスを利用する場合、処理の多くがサーバー側で行われるため、ローカルPCに求められる処理性能は若干低くても問題ない場合があります

ただし、Excelでの大量データ処理やマクロ実行は依然としてローカルで行われるため、CPUとメモリのスペックを下げすぎるのは危険です。

クラウドサービスを活用しつつも、ローカル処理が必要な作業を見極めて適切なスペックを選定する必要があります。

営業部門はクラウドストレージで身軽に

営業部門では、顧客情報や営業資料をクラウドストレージに保存することで、ローカルストレージの容量を抑えられます。

OneDriveやGoogleドライブ、Dropboxといったサービスを活用すれば、512GBのストレージでも十分に運用可能です。

ただし、クラウドサービスに依存しすぎると、インターネット接続が不安定な環境では業務が滞るリスクがあります。

重要な資料は必ずローカルにもバックアップを保持する運用ルールを定めることが大切です。

予算配分の考え方

予算配分の考え方

部署ごとの重要度に応じた予算配分

限られた予算の中で全社のパソコンを更新する場合、業務への影響度が高い部署から優先的に予算を配分する戦略的な判断が求められます

経理部門は企業の財務管理を担う重要部署であり、処理速度の遅延が決算業務に直接影響するため、十分な予算を確保すべきでしょう。

一方、営業部門は人数が多い場合が多く、全員に高スペックモデルを配布するとコストが膨らみます。

営業マネージャーやトップセールスには高性能モデルを、一般営業担当者には標準的なスペックを配分するといった、役職や業務内容に応じた段階的な配分も効果的です。

5年間の総所有コストで考える

パソコンの購入価格だけでなく、保守費用、電気代、故障時の対応コスト、生産性への影響などを含めた総所有コスト(TCO)で評価することが重要です。

初期費用を抑えて低スペックモデルを導入した結果、頻繁な故障や処理速度の遅さによる生産性低下で、結果的に高コストになってしまうケースは珍しくありません。

私の経験では、適切なスペックのパソコンを導入し、3年から5年のサイクルで計画的に更新していく方が、長期的には最もコストパフォーマンスが高いという結論に達しています。

今後のトレンドと将来への備え

今後のトレンドと将来への備え

AI機能の業務活用が本格化する

Core Ultra シリーズや Ryzen 9000シリーズには、NPU(Neural Processing Unit)が統合されており、AI処理を効率的に実行できます。

今後、ExcelやWordなどのOfficeアプリケーションにもAI機能が本格的に統合されていくことが予想されており、これらの機能を快適に利用するには、NPU搭載CPUが有利になる可能性があります。

経理部門では、AIによる仕訳の自動化や異常値検出、営業部門では、AIによる顧客分析や提案資料の自動生成といった活用が広がっていくでしょう。

こうした将来的な機能拡張を見据えると、現時点で最新世代のCPUを選択しておくことは、投資の保護という観点からも合理的です。

リモートワークとハイブリッドワークへの対応

コロナ禍を経て、リモートワークやハイブリッドワークが定着した企業も多いでしょう。

この働き方では、自宅でもオフィスでも同じように業務ができる環境が求められます。

経理部門でも、セキュリティを確保しながらリモートで決算業務を行えるよう、VPN接続やリモートデスクトップ環境の整備が必要です。

営業部門では、もともとモバイル環境での業務が中心でしたが、オンライン商談の増加により、Webカメラやマイクの品質がより重要になっています。

パソコン選定時には、これらの機能が標準で高品質なモデルを選ぶか、外付けの高品質デバイスを追加する予算を確保しておくことをおすすめします。

部署別スペック選定のチェックリスト

部署別スペック選定のチェックリスト

経理部門向けチェックリスト

経理部門のパソコンを選定する際は、以下の項目を確認しましょう。

  1. CPUは Core Ultra 7 265 または Ryzen 7 9700X 以上か
  2. メモリは32GB以上搭載されているか(大規模企業は64GB)
  3. ストレージは1TB以上のGen.4 SSD以上か
  4. デュアルディスプレイ環境を構築できるか
  5. テンキー付きフルサイズキーボードを用意できるか
  6. 3年以上の保守契約を締結できるか
  7. セキュリティ機能(TPM、指紋認証など)は搭載されているか
  8. 会計ソフトの動作要件を満たしているか

営業部門向けチェックリスト

営業部門のパソコンを選定する際は、以下の項目を確認しましょう。

  1. 重量は1.3kg以下か
  2. バッテリー駆動時間は実測で10時間以上か
  3. CPUは Core Ultra 5 235 または Ryzen 5 9600 以上か
  4. メモリは16GB搭載されているか
  5. ディスプレイはIPSパネルでフルHD以上か
  6. Webカメラとマイクの品質は十分か
  7. USB-Cポートで充電できるか
  8. 顧客管理システムやオンライン会議ツールの動作要件を満たしているか

失敗しないための注意点

失敗しないための注意点

過剰スペックも不足スペックも避ける

パソコン選定で最も多い失敗は、「念のため」と高スペックモデルを選んでしまうことです。

営業部門に Core Ultra 9 285K と64GBメモリを搭載したパソコンを配布しても、その性能を活かせる場面はほとんどなく、重量増とコスト増だけが残ります。

逆に、コスト削減を優先しすぎて、経理部門に Core Ultra 5 235 と16GBメモリという構成を選ぶと、繁忙期に処理が追いつかず、残業時間の増加や決算遅延といった深刻な問題を引き起こす可能性があります。

業務内容を正確に把握し、必要十分なスペックを見極めることこそが一番の肝です。

担当者の声を直接聞く重要性

IT部門や総務部門が一方的にスペックを決定するのではなく、実際に使用する経理担当者や営業担当者から直接ヒアリングすることが不可欠です。

「現在のパソコンで困っていることは何か」「どんな作業で処理が遅いと感じるか」「外出時に不便を感じることは何か」といった具体的な質問をすることで、真のニーズが見えてきます。

私が過去に担当したプロジェクトでは、経理担当者へのヒアリングで「Excelのマクロ実行に5分以上かかる」という具体的な問題が判明し、それを解決できるスペックを選定した結果、大幅な業務効率化を実現できました。

現場の声を聞くことで、カタログスペックだけでは分からない本当に必要な性能が明確になるのです。

導入時期の見極めも重要

パソコンの性能は日々進化しており、新製品が発売されると旧モデルの価格が下がる傾向があります。

ただし、業務に支障が出ているのに「新製品が出るまで待とう」と判断を先延ばしにすると、その間の生産性低下による損失の方が大きくなってしまいますよね。

逆に、新製品発売直後は価格が高く、初期不良のリスクもあるため、発売から3ヶ月程度経過して価格が安定し、評価が固まってから導入するのが賢明です。

ただし、決算期や繁忙期の直前に導入すると、環境移行の手間が業務に影響するため、導入時期は業務カレンダーを考慮して計画的に決定すべきでしょう。

具体的な推奨構成例

具体的な推奨構成例

経理部門向け推奨構成(デスクトップ型)

経理部門に最適なデスクトップ型BTOパソコンの推奨構成は以下の通りです。

パーツ 推奨スペック
CPU Core Ultra 7 265 または Ryzen 7 9700X
メモリ DDR5-5600 32GB(Micron製またはGSkill製)
ストレージ 1TB Gen.4 SSD(WDまたはCrucial製)
GPU CPU内蔵GPU
電源 500W 80PLUS Bronze以上
ケース エアフロー重視の標準ケース
CPUクーラー 空冷クーラー(DEEPCOOLまたはサイズ製)
OS Windows 11 Pro
ディスプレイ 24インチ フルHD IPS × 2台
キーボード テンキー付きフルサイズ
マウス エルゴノミクスデザイン
保証 3年間オンサイト保守
予算目安 18万円~25万円(ディスプレイ込み)

この構成であれば、大量のExcelデータ処理も快適にこなせ、複数のアプリケーションを同時起動しても動作が重くなることはありません。

営業部門向け推奨構成(ノート型)

営業部門に最適なノート型パソコンの推奨構成は以下の通りです。

パーツ 推奨スペック
CPU Core Ultra 5 235 または Ryzen 5 9600
メモリ DDR5-5600 16GB
ストレージ 512GB~1TB Gen.4 SSD
GPU CPU内蔵GPU
ディスプレイ 14インチ フルHD IPS
重量 1.3kg以下
バッテリー 実駆動10時間以上
Webカメラ フルHD以上
無線LAN Wi-Fi 6E対応
インターフェース USB-C(充電対応)、HDMI、USB-A
OS Windows 11 Pro
保証 3年間ピックアップ保守
予算目安 15万円~20万円

この構成であれば、外出先での業務も快適にこなせ、1日中バッテリーの心配をすることなく活動できます。

導入プロセスの最適化

導入プロセスの最適化

段階的導入でリスクを最小化

全社一斉にパソコンを更新するのではなく、まず経理部門や営業部門の一部でテスト導入を行い、問題がないことを確認してから本格展開するのが安全です。

テスト導入期間中に、実際の業務での使用感や不具合の有無を確認し、必要に応じてスペックを微調整できます。

私が担当した企業では、まず各部署から1名ずつ選出してテストユーザーとし、2週間の試用期間を設けました。

その結果、経理部門では当初予定していた16GBメモリでは不足することが判明し、本格導入前に32GBに変更できたため、大きなトラブルを回避できました。

データ移行とセットアップの計画

新しいパソコンへのデータ移行は、業務への影響を最小限に抑えるため、週末や業務時間外に実施するのが基本です。

特に経理部門では、決算期や月末月初を避けて実施する必要があります。

データ移行ツールを活用すれば、ユーザーデータやアプリケーション設定を自動的に移行できますが、会計ソフトなどの業務アプリケーションは手動での再インストールと設定が必要な場合もあります。

事前に移行手順書を作成し、IT担当者と各部署の担当者が連携して進めることが成功の鍵です。

ユーザー教育とサポート体制

新しいパソコンを導入したら、基本的な操作方法やトラブルシューティングについて、簡単な説明会を開催することをおすすめします。

特に、セキュリティ機能の使い方や、バックアップの取り方、クラウドサービスの活用方法などは、全社員が理解しておくべき重要事項です。

また、導入後1ヶ月程度は、IT担当者が積極的にサポートする体制を整え、小さな疑問や問題にも迅速に対応できるようにすることで、ユーザーの不安を解消し、スムーズな移行を実現できます。

よくある質問

よくある質問

経理部門にノートパソコンではダメなのか

経理部門でもノートパソコンを使用することは可能ですが、デスクトップ型と比較すると同じ予算で得られる性能が低くなる傾向があります。

また、デュアルディスプレイ環境を構築する際も、ノートパソコンの場合はドッキングステーションが必要になるなど、追加コストが発生します。

経理担当者が外出する機会がほとんどないのであれば、デスクトップ型を選択した方がコストパフォーマンスは高いでしょう。

ただし、リモートワークを前提とする場合は、持ち運び可能なノートパソコンの方が柔軟性があります。

営業部門全員に同じスペックを配布すべきか

営業部門内でも、役職や業務内容によって必要なスペックは異なります。

営業マネージャーや提案資料を頻繁に作成する担当者には、やや高性能なモデルを配布し、主に外回りと簡単な報告業務が中心の担当者には標準的なスペックで十分です。

ただし、あまり細かく分けすぎると管理が煩雑になるため、2~3段階程度に分類するのが現実的でしょう。

グラフィックボードは本当に不要なのか

経理業務や一般的な営業業務では、3Dグラフィックスや動画編集を行わないため、独立したグラフィックボードは不要です。

Core Ultra シリーズや Ryzen 9000シリーズに統合されているGPUで、複数ディスプレイの表示や動画再生は問題なく行えます。

グラフィックボードを搭載すると、消費電力が増加し、発熱も大きくなるため、ビジネス用途では搭載しない方がメリットが大きいです。

ただし、マーケティング部門で動画編集を行う場合や、設計部門でCADソフトを使用する場合は、グラフィックボードの搭載を検討する必要があります。

メモリは後から増設できるのか

デスクトップ型パソコンであれば、メモリスロットに空きがあれば後から増設可能です。

ただし、ノートパソコンの場合、最近のモデルではメモリがマザーボードに直付けされており、増設できない機種が増えています。

購入時に将来の拡張性を確認し、可能であれば最初から必要な容量を搭載しておくことをおすすめします。

後から増設する場合、互換性の問題や作業の手間を考えると、初期投資として適切な容量を選択した方が結果的に効率的です。

BTOパソコンの納期はどのくらいか

BTOパソコンの納期は、ショップやカスタマイズ内容によって異なりますが、一般的には注文から1週間から2週間程度です。

繁忙期や人気モデルの場合は、さらに時間がかかる場合もあります。

急ぎで導入が必要な場合は、在庫がある完成品パソコンを選択するか、BTOショップの即納モデルを検討するのが現実的でしょう。

大量導入の場合は、さらに納期が延びる可能性があるため、余裕を持った発注計画が必要です。

保守契約は本当に必要なのか

ビジネス用途では、パソコンの故障が業務停止に直結するため、保守契約は必須と考えるべきです。

特にオンサイト保守や翌営業日対応といったサービスは、故障時のダウンタイムを最小限に抑えられるため、業務への影響を大幅に軽減できます。

保守契約の費用は、故障時の修理費用や業務停止による損失と比較すれば、十分に価値のある投資といえます。

私の経験では、保守契約を締結していた企業は、故障時も迅速に復旧でき、業務への影響を最小限に抑えられています。

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