DaVinci Resolve 映像編集PC 予算別おすすめ構成5選を紹介

目次

DaVinci Resolveに最適なPCスペックとは

DaVinci Resolveに最適なPCスペックとは

映像編集に求められる性能の核心

DaVinci Resolveで快適に作業するには、グラフィックボードの性能が最も重要になります。

カラーグレーディングやエフェクト処理、そしてタイムラインの再生において、GPUの演算能力が作業効率を大きく左右するからです。

特にDaVinci Resolve Studioの有料版を使用する場合、GPUアクセラレーションの恩恵を最大限に受けられるため、グラフィックボードへの投資を惜しまない方が賢明でしょう。

CPUについても軽視できません。

ノード処理やエンコード、そしてFusionページでの合成作業では、マルチコア性能が物を言います。

メモリは最低32GBを確保したいところですが、4K編集を本格的に行うなら64GB以上を推奨します。

ストレージに関しては、素材の読み込み速度が編集のテンポを決めるため、Gen.4以上のNVMe SSDが必須といえるでしょう。

予算配分の黄金比率

映像編集PCの予算配分は、グラフィックボード40%、CPU30%、メモリ15%、ストレージ10%、その他5%が理想的です。

この比率を守ることで、DaVinci Resolveの各機能をバランスよく活用できる構成が実現します。

グラフィックボードに予算の大部分を割く理由は明確。

DaVinci ResolveはGPU依存度が極めて高く、特にカラーページでのリアルタイムプレビューやノイズリダクション、そしてFusionページでの3D合成において、GPUの性能差が作業時間に直結するからです。

CPUは確かに重要ですが、最新世代のミドルレンジでも十分な性能を発揮することが分かっています。

メモリとストレージは、作業の快適性を左右する要素。

メモリ不足はプレビューのカクつきやクラッシュの原因になりますし、ストレージが遅いと素材の読み込みで待たされてしまいますよね。

予算10万円台:エントリー構成

予算10万円台:エントリー構成

コストを抑えた実用的な選択

予算10万円台でDaVinci Resolveを動かすなら、フルHD編集に特化した構成を組むのが正解です。

4K編集も不可能ではありませんが、プロキシ編集を前提とした運用になります。

この価格帯では、グラフィックボードにGeForce RTX5060を選択するのが最善の策。

VRAMは8GBと控えめですが、フルHD編集なら十分な容量ですし、DLSS 4やReflex 2といった最新技術にも対応しています。

CPUはRyzen 5 9600が狙い目で、6コア12スレッドという構成ながら、Zen5アーキテクチャの恩恵で旧世代の8コアモデルに匹敵するほど。

メモリは32GBを確保したいところですが、予算が厳しければ16GBでスタートし、後から増設する手もあります。

ストレージは1TBのGen.4 SSDを選び、素材用に外付けHDDを併用する運用が現実的でしょう。

具体的なパーツ構成

パーツ 製品名 価格目安
CPU AMD Ryzen 5 9600 28,000円
グラフィックボード GeForce RTX5060 42,000円
メモリ DDR5-5600 32GB 12,000円
ストレージ Gen.4 NVMe SSD 1TB 10,000円
マザーボード B650チップセット 15,000円
電源 650W 80PLUS Bronze 8,000円
ケース ミドルタワー 7,000円
CPUクーラー 空冷サイドフロー 4,000円
合計 126,000円

この構成なら、フルHD素材のカット編集やカラーグレーディング、そして簡単なエフェクト処理まで対応できます。
ただし、複雑なノード構成や重いプラグインを多用すると、プレビューが重くなる場面も出てくるでしょう。

BTOパソコンで購入する場合、マウスコンピューターやパソコン工房のエントリーモデルをベースに、グラフィックボードをRTX5060にカスタマイズする方法がおすすめ。
初期構成のままだと、グラフィックボードが弱すぎてDaVinci Resolveでは力不足になってしまいますからね。

予算20万円台:ミドルレンジ構成

予算20万円台:ミドルレンジ構成

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GW

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GW
【ZEFT R60GW スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GW

パソコンショップSEVEN ZEFT R63H

パソコンショップSEVEN ZEFT R63H
【ZEFT R63H スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White
マザーボードAMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R63H

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GS

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GS
【ZEFT R61GS スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H6 Flow White
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61GS

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CPA

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CPA
【ZEFT R60CPA スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CPA

パソコンショップSEVEN ZEFT R55D

パソコンショップSEVEN ZEFT R55D

高速化を求めるユーザー向け、プロレベルを駆け抜けるゲーミングPC
ハイスピード32GB DDR5メモリに1TB NVMe SSD、迅速な応答時間でゲームも作業もスムーズに
スタイリッシュで機能美を備えた白い流線型ケースが部屋を次世代の戦場へと変えるマシン
最新のRyzen 9を搭載し、処理速度が大幅にアップした高性能CPUで競合をリード

【ZEFT R55D スペック】
CPUAMD Ryzen9 7900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH510 ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT R55D

4K編集の入り口に立つ

予算20万円台になると、選択肢がいくつもあります。

この価格帯こそが、DaVinci Resolveで本格的な映像制作を始めるスイートスポットといえるでしょう。

4K素材の編集が実用的になり、カラーグレーディングでも複数のノードを重ねた高度な処理が可能になります。

グラフィックボードはGeForce RTX5070Tiを選ぶのが最適解です。

VRAM 16GBという容量は4K編集において余裕があり、複雑なエフェクトを重ねても安定したプレビューを維持できます。

Blackwellアーキテクチャの恩恵で、レイトレーシング性能やAI処理能力も大幅に向上しており、ノイズリダクションやスーパースケールといったAI機能を快適に使えるのは大きな魅力。

CPUはCore Ultra 7 265KFかRyzen 7 9700Xのどちらかを選択。

Core Ultra 7はシングルスレッド性能に優れ、Fusionページでの作業に強みを発揮します。

一方、Ryzen 7はマルチスレッド性能とコストパフォーマンスのバランスが良く、エンコード時間を短縮したい方に向いているでしょう。

推奨パーツ構成

パーツ 製品名 価格目安
CPU AMD Ryzen 7 9700X 42,000円
グラフィックボード GeForce RTX5070Ti 88,000円
メモリ DDR5-5600 64GB 24,000円
ストレージ Gen.4 NVMe SSD 2TB 18,000円
マザーボード X670チップセット 28,000円
電源 850W 80PLUS Gold 14,000円
ケース ミドルタワー強化ガラス 12,000円
CPUクーラー 空冷デュアルタワー 6,000円
合計 232,000円

メモリは64GBに増量することで、4K素材を複数トラックに配置しても余裕を持って作業できます。
タイムラインのキャッシュもメモリ上に展開されるため、プレビューの快適性が段違いに向上するんです。
ストレージは2TBあれば、プロジェクトファイルと作業中の素材を同じドライブに置いても問題ありません。

この構成なら、YouTubeやSNS向けの4K動画制作はもちろん、企業のプロモーション映像やウェディングムービーといった商業案件にも対応できる性能を持っています。
カラーグレーディングで10ノード以上を使った繊細な色調整も、リアルタイムプレビューを維持しながら作業できるでしょう。

BTOパソコンで選ぶなら、ツクモやサイコムのカスタマイズ性の高いモデルがおすすめ。
特にサイコムは、CPUクーラーやケースの選択肢が豊富で、冷却性能や静音性にこだわった構成を組めるのが魅力的です。

予算30万円台:ハイエンド構成

予算30万円台:ハイエンド構成

プロフェッショナルの領域へ

予算30万円台では、DaVinci Resolveのほぼすべての機能を快適に使える構成が実現します。

8K素材の編集も視野に入りますし、Fusionページでの高度な合成作業やFairlightページでの本格的な音声編集まで、ストレスなくこなせる性能を確保できるでしょう。

グラフィックボードはGeForce RTX5080を選択。

VRAM 16GBに加えて、RTX5070Tiを大きく上回る演算性能を持ち、複雑なエフェクトやAI処理を多用しても余裕があります。

特にDLSS 4のマルチフレーム生成機能は、プレビューの滑らかさを劇的に改善してくれるため、編集作業の効率が飛躍的に向上することが分かっています。

CPUはRyzen 9 9950X3Dが最有力候補。

16コア32スレッドという圧倒的なマルチスレッド性能に加えて、3D V-Cacheによる大容量キャッシュが、素材の読み込みやエフェクト処理を高速化します。

エンコード時間も大幅に短縮されるため、納期の厳しい案件でも安心して対応できるはず。

プロ仕様のパーツ構成

パーツ 製品名 価格目安
CPU AMD Ryzen 9 9950X3D 98,000円
グラフィックボード GeForce RTX5080 158,000円
メモリ DDR5-5600 64GB 24,000円
ストレージ Gen.4 NVMe SSD 4TB 36,000円
マザーボード X870チップセット 38,000円
電源 1000W 80PLUS Platinum 22,000円
ケース ピラーレス強化ガラス 18,000円
CPUクーラー 簡易水冷360mm 16,000円
合計 410,000円

メモリは64GBでも十分ですが、予算に余裕があれば128GBへの増設も検討する価値があります。
8K素材や、RAW形式の動画を扱う場合、メモリ容量が多いほど作業が安定するからです。
ストレージは4TBを確保することで、複数のプロジェクトを並行して進められますし、素材の整理に追われる時間も減らせるでしょう。

CPUクーラーは簡易水冷の360mmラジエーターモデルを選択。
Ryzen 9 9950X3Dは発熱が抑えられているとはいえ、長時間の高負荷作業では適切な冷却が必要です。
水冷クーラーなら、静音性と冷却性能を両立できて、集中して作業に取り組める環境が整います。

ケースはNZXTやLian Liのピラーレスモデルがおすすめ。
3面が強化ガラスで構成されたデザインは、高性能パーツの存在感を際立たせてくれますし、内部の確認もしやすくメンテナンス性に優れています。
RGBライティングを控えめにすれば、プロフェッショナルな雰囲気も演出できるでしょう。

この構成なら、映像制作を本業とするクリエイターの要求にも応えられます。
テレビCMやミュージックビデオ、そして劇場公開作品のポストプロダクションまで、幅広い案件に対応できる性能を持っているんです。


予算40万円台:エンスージアスト構成

予算40万円台:エンスージアスト構成

妥協なき最高峰を目指して

予算40万円台になると、現時点で入手可能な最高性能のパーツを組み合わせた構成が可能になります。

DaVinci Resolveの性能を限界まで引き出し、どんな重い処理でも快適にこなせる、まさに妥協なきマシンが完成するでしょう。

グラフィックボードはGeForce RTX5090を選ぶしかありません

VRAM 32GBという圧倒的な容量は、8K素材の編集や、複数の4Kタイムラインを同時に開いた作業でも余裕を持って対応できます。

演算性能もRTX5080を大きく凌駕しており、Fusionページでの3D合成や、パーティクルエフェクトといった重い処理でも、リアルタイムプレビューを維持できるのは驚きのひとことです。

CPUはCore Ultra 9 285KとRyzen 9 9950X3Dの二択になりますが、DaVinci Resolveの用途ならRyzen 9 9950X3Dに軍配が上がります。

マルチスレッド性能の高さがエンコード時間を短縮しますし、3D V-Cacheによるキャッシュヒット率の向上が、複雑なノード処理を高速化してくれるからです。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R61IA

パソコンショップSEVEN ZEFT R61IA
【ZEFT R61IA スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースINWIN A1 PRIME ピンク
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61IA

パソコンショップSEVEN ZEFT R66F

パソコンショップSEVEN ZEFT R66F
【ZEFT R66F スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースOkinos Mirage 4 ARGB Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R66F

パソコンショップSEVEN ZEFT R60RF

パソコンショップSEVEN ZEFT R60RF
【ZEFT R60RF スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60RF

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54FC

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54FC
【ZEFT Z54FC スペック】
CPUIntel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースINWIN A1 PRIME ピンク
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860I WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54FC

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DN

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DN
【ZEFT Z55DN スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DN

究極のパーツ構成

パーツ 製品名 価格目安
CPU AMD Ryzen 9 9950X3D 98,000円
グラフィックボード GeForce RTX5090 298,000円
メモリ DDR5-5600 128GB 48,000円
ストレージ Gen.5 NVMe SSD 4TB 68,000円
マザーボード X870E チップセット 52,000円
電源 1200W 80PLUS Titanium 32,000円
ケース プレミアム木製パネル 28,000円
CPUクーラー 簡易水冷420mm 24,000円
合計 648,000円

メモリは128GBを搭載することで、8K素材を複数トラックに配置しても、スワップが発生することなく作業できます。
タイムラインキャッシュも大量に確保できるため、何度も同じ箇所を再生してもレンダリング待ちが発生しません。
これで作業効率の低下も怖くない。

ストレージはGen.5 NVMe SSDを採用。
読み込み速度14,000MB/s超という驚異的な性能は、8K RAW素材の読み込みでも待たされることがありません。
ただし発熱が高いため、大型ヒートシンク付きのモデルを選び、ケース内のエアフローにも気を配る必要があります。

CPUクーラーは420mmラジエーターの簡易水冷を選択。
360mmでも冷却は可能ですが、420mmなら余裕を持った冷却が実現し、ファン回転数を抑えられるため静音性も向上します。
長時間のレンダリング作業でも、安定した動作を維持できるでしょう。

ケースはFractal DesignやCorsairの木製パネルモデルがおすすめ。
高級木材を使用したフロントパネルは、プロフェッショナルな作業環境に相応しい落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
ゲーミングケースのような派手さはありませんが、クライアントを招いた打ち合わせでも恥ずかしくない、洗練されたデザインが魅力的です。

この構成なら、映画のポストプロダクションやハイエンドなCM制作、そして8K映像を使った大規模プロジェクトまで、あらゆる要求に応えられます。
極上の映像編集体験を楽しみたいなら、これ一択。

予算50万円以上:スタジオグレード構成

予算50万円以上:スタジオグレード構成

商業制作の最前線で戦う

予算50万円以上の構成は、もはや個人の趣味の領域を超えています。

映像制作スタジオや、フリーランスでも大規模案件を手がけるトップクリエイター向けの、プロフェッショナルグレードのマシンになるでしょう。

この価格帯では、パフォーマンスだけでなく、信頼性や拡張性も重視した構成を組む必要があります。

長時間の連続稼働に耐える冷却システム、そして将来的なアップグレードを見据えたマザーボードやケースの選択が重要になってくるんです。

グラフィックボードはGeForce RTX5090を2枚搭載したSLI構成も視野に入りますが、DaVinci ResolveのマルチGPU対応を考えると、単体のRTX5090で十分な性能を発揮します。

むしろ予算を他のパーツに回し、システム全体のバランスを高める方が賢明でしょう。

プロフェッショナルグレードの構成

パーツ 製品名 価格目安
CPU AMD Ryzen 9 9950X3D 98,000円
グラフィックボード GeForce RTX5090 298,000円
メモリ DDR5-5600 192GB 72,000円
ストレージ(システム) Gen.5 NVMe SSD 4TB 68,000円
ストレージ(素材) Gen.4 NVMe SSD 8TB 72,000円
マザーボード X870E チップセット 52,000円
電源 1600W 80PLUS Titanium 48,000円
ケース フルタワー木製パネル 42,000円
CPUクーラー 本格水冷カスタムループ 68,000円
合計 818,000円

メモリは192GBを搭載することで、8K素材を使った大規模プロジェクトでも、メモリ不足に悩まされることはありません。
複数のアプリケーションを同時に起動し、After EffectsやPhotoshopと連携しながら作業する場合でも、快適性を維持できます。

ストレージは役割を分けて2台構成にします。
システムとプロジェクトファイル用にGen.5 SSD 4TB、素材用にGen.4 SSD 8TBを搭載することで、読み込み速度と容量を両立。
さらにバックアップ用に外付けNASを併用すれば、データ消失のリスクも最小限に抑えられるでしょう。

CPUクーラーは本格的なカスタム水冷ループを構築。
CPUとグラフィックボードの両方を水冷化することで、高負荷時でも静音性を保ちながら、安定した冷却を実現します。
メンテナンスの手間はかかりますが、長時間のレンダリング作業でも温度上昇を気にする必要はほとんどないでしょう。

ケースはフルタワーサイズを選択し、将来的な拡張性を確保。
複数のストレージを追加したり、キャプチャーカードを増設したりと、用途の変化に柔軟に対応できます。
Fractal Designの木製パネルモデルなら、スタジオの雰囲気にもマッチする、プロフェッショナルな佇まいを演出してくれるはず。

この構成なら、劇場公開作品のDI作業や、8K HDR映像を使った大規模プロジェクト、そして複数のクライアント案件を並行して進める環境にも対応できます。
投資額は大きいですが、作業効率の向上と納期短縮によって、十分に回収できる性能を持っているといえるでしょう。

BTOパソコンと自作PCの選択

BTOパソコンと自作PCの選択

それぞれのメリットを理解する

DaVinci Resolve用のPCを用意する方法として、BTOパソコンを購入するか、自作PCを組むかで悩む方もいるのではないでしょうか。

どちらにも明確なメリットとデメリットがあり、自分の状況に合わせて選択する必要があります。

BTOパソコンの最大のメリットは、動作保証とサポート体制が整っている点です。

パーツの相性問題や初期不良に悩まされることなく、届いたその日から作業を始められます。

特にマウスコンピューターやパソコン工房といった大手BTOメーカーは、24時間365日のサポート体制を整えており、トラブル時の対応も迅速。

商業案件を抱えているクリエイターにとって、ダウンタイムを最小限に抑えられるのは大きな安心材料でしょう。

一方、自作PCのメリットは、パーツ選択の自由度とコストパフォーマンスの高さにあります。

CPUクーラーやケース、電源といった細部まで、自分の好みや用途に合わせて選べますし、セールやキャンペーンを活用すれば、BTOパソコンより2割程度安く組める場合もあります。

BTOパソコンを選ぶべき人

BTOパソコンは、以下のような方に適しています。

まず、PCの組み立て経験がなく、トラブルシューティングに自信がない方。

パーツの相性問題やBIOSの設定といった技術的な壁を避けられるため、安心して導入できます。

次に、すぐに作業を始めたい方。

自作PCは、パーツの選定から組み立て、そしてOSのインストールまで、最低でも1日から2日の時間が必要です。

BTOパソコンなら、注文から数日で手元に届き、初期設定を済ませればすぐに作業を開始できるでしょう。

そして、保証とサポートを重視する方。

商業案件を抱えている場合、PCのトラブルは直接的な損失につながります。

BTOパソコンなら、メーカー保証によって修理や交換が迅速に行われるため、ビジネスリスクを最小限に抑えられるんです。

おすすめのBTOメーカーとしては、サイコムが第一候補。

パーツの選択肢が豊富で、CPUクーラーやケース、電源まで細かくカスタマイズできます。

特にCPUクーラーは、空冷と水冷の両方から選べ、冷却性能と静音性のバランスを自分好みに調整できるのが魅力的。

ツクモも見逃せません。

ゲーミングPCのイメージが強いですが、クリエイター向けのラインナップも充実しており、DaVinci Resolve推奨モデルも用意されています。

店舗が全国にあるため、実機を確認してから購入できるのも安心材料でしょう。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AG

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AG
【ZEFT Z56AG スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H6 Flow White
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AG

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IF

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IF
【ZEFT Z55IF スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
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パソコンショップSEVEN ZEFT Z58Q

パソコンショップSEVEN ZEFT Z58Q
【ZEFT Z58Q スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製)
ケースLianLi A3-mATX-WD Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
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パソコンショップSEVEN ZEFT Z58Q

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54W

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54W
【ZEFT Z54W スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265K 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
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パソコンショップSEVEN ZEFT Z54W

パソコンショップSEVEN ZEFT Z47CD

パソコンショップSEVEN ZEFT Z47CD

ハイエンドなパフォーマンスを望む玄人に贈る、圧巻ゲーミングPC
Core i9とRTX 4060Tiが織り成す、驚異のスペックバランスに注目
シンプルかつクール、スチールのミドルタワーケースが印象的なマシン
プロ級のエンスージアストを魅了する、最新Core i9搭載PC

【ZEFT Z47CD スペック】
CPUIntel Core i9 14900F 24コア/32スレッド 5.40GHz(ブースト)/2.00GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ128GB DDR5 (32GB x4枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
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パソコンショップSEVEN ZEFT Z47CD

自作PCを選ぶべき人

自作PCは、以下のような方に向いています。

まず、PCの組み立て経験があり、トラブルにも自分で対処できる方。

パーツの相性問題やドライバーの不具合といった問題に直面しても、自力で解決できる知識と経験があれば、自作PCのメリットを最大限に活かせます。

次に、パーツ選択にこだわりたい方。

CPUクーラーはNoctuaの最上位モデルを使いたい、ケースはLian Liのピラーレスモデルにしたい、といった具体的な希望がある場合、自作PCなら理想の構成を実現できます。

BTOパソコンでは選択肢が限られているパーツも、自作なら自由に選べるのが大きな魅力。

そして、コストパフォーマンスを追求したい方。

パーツの価格を比較し、セールやキャンペーンを活用することで、BTOパソコンより安く高性能なマシンを組めます。

特に予算30万円以上の構成では、自作の方が2万円から3万円程度安くなる傾向があるんです。

自作PCを組む際の注意点として、パーツの相性を事前に確認することが重要。

特にメモリとマザーボードの相性は、動作の安定性に直結します。

各マザーボードメーカーのWebサイトには、動作確認済みメモリのリストが公開されているため、必ずチェックしましょう。

CPUクーラーの取り付けも慎重に行う必要があります。

特に大型の空冷クーラーや簡易水冷クーラーは、取り付け方法を間違えると冷却性能が大幅に低下してしまいますからね。

マニュアルをよく読み、CPUとクーラーの接触面にサーマルグリスを適切に塗布することが、安定動作の鍵になります。


DaVinci Resolve特有の最適化設定

DaVinci Resolve特有の最適化設定

GPUアクセラレーションの活用

DaVinci Resolveのパフォーマンスを最大限に引き出すには、ソフトウェア側の設定も重要になります。

特にGPUアクセラレーションの設定は、作業効率に直結するため、必ず確認しておきたいポイント。

環境設定のメモリとGPUタブで、GPUプロセシングモードを「CUDA」(NVIDIAの場合)または「OpenCL」(AMDの場合)に設定します。

さらに、使用するGPUを選択し、GPU構成を「単一GPU」に設定することで、グラフィックボードの性能を最大限に活用できるでしょう。

メモリ設定では、システムメモリの予約量を調整します。

他のアプリケーションを同時に使用しない場合、DaVinci Resolveに割り当てるメモリを増やすことで、プレビューの快適性が向上します。

ただし、OSやバックグラウンドプロセス用に最低8GBは確保しておく必要があるため、総メモリ容量の70%から80%程度を上限とするのが安全。

プロキシメディアの活用

4K以上の高解像度素材を扱う場合、プロキシメディアの活用が作業効率を大きく改善します。

プロキシメディアとは、元素材を低解像度に変換したファイルのことで、編集作業中は軽いプロキシを使い、最終的な書き出し時に元素材を参照する仕組み。

プロキシの生成は、メディアプールで素材を右クリックし、「プロキシメディアを生成」を選択するだけ。

解像度はフルHDまたは1280×720を選び、コーデックはProRes Proxyが推奨されます。

H.264やH.265といった圧縮コーデックは、デコード負荷が高くプロキシとしての効果が薄れてしまいますからね。

プロキシを使用することで、8K素材でもリアルタイムプレビューが可能になり、カラーグレーディングやエフェクト処理の試行錯誤がスムーズに行えます。

最終的な書き出し時には、自動的に元素材が参照されるため、画質の劣化を心配する必要はほとんどないでしょう。

レンダーキャッシュの設定

レンダーキャッシュは、重いエフェクトやカラーグレーディングを適用した部分を、事前にレンダリングしてキャッシュとして保存する機能です。

一度キャッシュを生成すれば、その部分の再生は軽快になり、何度も同じ箇所を確認する作業が快適になります。

再生メニューから「レンダーキャッシュ」を「スマート」に設定することで、DaVinci Resolveが自動的にキャッシュが必要な部分を判断してくれます。

キャッシュの保存先は、高速なNVMe SSDを指定することで、キャッシュの読み込み速度が向上し、プレビューの快適性がさらに高まるでしょう。

キャッシュフォーマットは、ProRes 422 HQまたはDNxHR HQを選択。

これらのコーデックは、画質と処理速度のバランスが良く、カラーグレーディング後の微妙な色調も正確に再現してくれます。

H.264やH.265は圧縮率が高い分、デコード負荷が高くなるため、レンダーキャッシュには不向き。

モニター選びの重要性

モニター選びの重要性

色再現性が作品の質を決める

DaVinci Resolveで映像編集を行う上で、モニター選びは本体のスペックと同じくらい重要です。

特にカラーグレーディングを行う場合、モニターの色再現性が作品の最終的な品質を左右するといっても過言ではありません。

カラーグレーディング用のモニターは、sRGBカバー率99%以上、できればDCI-P3カバー率95%以上のモデルを選ぶべきです。

色域が狭いモニターでグレーディングを行うと、他のデバイスで再生した際に色が大きく変わってしまい、意図した表現ができなくなってしまいますからね。

解像度は4K(3840×2160)が推奨されます。

フルHDモニターでも作業は可能ですが、タイムラインやノードエディタ、そしてスコープを同時に表示すると、作業領域が狭く感じられるでしょう。

4Kモニターなら、各種パネルを配置しても余裕があり、効率的なレイアウトを構築できます。

おすすめモニターの選択肢

エントリーレベルでは、BenQのSW270CやEIZOのColorEdge CS2400が候補に挙がります。

どちらもsRGBカバー率99%を実現し、ハードウェアキャリブレーションに対応しているため、定期的な色調整が可能。

価格は5万円から7万円程度と、プロ用モニターとしては手頃な価格帯です。

ミドルレンジでは、EIZOのColorEdge CG279XやBenQのSW321Cが人気。

DCI-P3カバー率95%以上を実現し、HDRにも対応しているため、Netflix向けコンテンツやYouTubeのHDR動画制作にも対応できます。

価格は15万円から20万円程度と高額ですが、商業案件を手がけるなら投資する価値があるでしょう。

ハイエンドでは、EIZOのColorEdge PROMINENCE CG3146やSonyのBVM-HX310が選択肢になります。

これらは放送局やポストプロダクションスタジオで使用されるリファレンスモニターで、色再現性と輝度の正確性が極めて高いのが特徴。

価格は50万円を超えますが、劇場公開作品やテレビ番組の制作では、このクラスのモニターが必須になってきます。

モニターのキャリブレーションも忘れてはいけません。

どれだけ高性能なモニターでも、経年劣化によって色が変化していきます。

X-RiteのColorMunki DisplayやDatacolorのSpyderXといったキャリブレーションツールを使い、月に1回程度の頻度で色調整を行うことが、正確なカラーグレーディングの基本。

周辺機器の選択

周辺機器の選択

作業効率を高める入力デバイス

DaVinci Resolveの作業効率を高めるには、専用のコントロールパネルや入力デバイスの導入も検討する価値があります。

マウスとキーボードだけでも作業は可能ですが、専用デバイスを使うことで、直感的な操作が可能になり、作業時間を大幅に短縮できるんです。

Blackmagic DesignのDaVinci Resolve Micro Panelは、カラーグレーディング用の入門モデルとして人気。

3つのトラックボールで、リフト・ガンマ・ゲインを直感的に調整でき、マウス操作では難しい微妙な色調整が可能になります。

価格は10万円程度と手頃で、本格的にカラーグレーディングを学びたい方におすすめ。

より高度な操作を求めるなら、DaVinci Resolve Mini Panelが候補に挙がります。

Micro Panelの機能に加えて、キーフレームの打ち込みやノードの追加といった操作も、パネル上で完結できるため、作業効率が飛躍的に向上。

価格は30万円程度と高額ですが、商業案件を手がけるクリエイターなら、投資に見合う価値があるでしょう。

ストレージの拡張

映像素材は容量が大きく、プロジェクトが増えるにつれてストレージ不足に悩まされることになります。

外付けストレージの導入は、早めに検討した方がいいでしょう。

作業中の素材には、外付けNVMe SSDが最適。

Thunderbolt 3またはThunderbolt 4接続のケースに、Gen.4 NVMe SSDを組み込めば、内蔵ストレージと遜色ない速度で素材を読み込めます。

SamsungのT9やSanDiskのExtreme PROといった製品なら、読み込み速度2,000MB/s以上を実現し、4K素材でもストレスなく作業できるはず。

アーカイブ用には、NASの導入がおすすめ。

SynologyやQNAPといったメーカーのNASなら、RAID構成によってデータの冗長性を確保でき、HDDの故障によるデータ消失のリスクを最小限に抑えられます。

10GbE対応モデルなら、ネットワーク経由でも高速なデータ転送が可能で、複数のPCから素材にアクセスする環境も構築できるでしょう。

バックアップ戦略も重要。

3-2-1ルール、つまり3つのコピーを2種類のメディアに保存し、1つはオフサイトに置くという原則を守ることで、データ消失のリスクを大幅に減らせます。

クラウドストレージも選択肢の一つですが、大容量の動画ファイルをアップロードするには時間がかかるため、重要なプロジェクトファイルのみをクラウドに保存し、素材は物理メディアでバックアップする運用が現実的。

電源とUPSの重要性

電源とUPSの重要性

安定した電力供給が安定動作の鍵

高性能なPCを組んでも、電源が不安定では本来の性能を発揮できません。

特にDaVinci Resolveのような高負荷アプリケーションでは、瞬間的に大きな電力を消費するため、電源の品質が動作の安定性に直結します。

電源ユニットは、システム全体の消費電力に対して1.5倍から2倍の容量を持つモデルを選ぶのが基本。

例えば、RTX5090とRyzen 9 9950X3Dの構成では、ピーク時の消費電力が700W程度になるため、1000W以上の電源が推奨されます。

余裕を持った容量にすることで、電源効率が高い領域で動作し、発熱や騒音も抑えられるんです。

80PLUS認証も重要な指標。

Bronze、Silver、Gold、Platinum、Titaniumの順に変換効率が高くなり、無駄な発熱を抑えられます。

ミドルレンジ以上の構成なら、最低でもGold認証、できればPlatinum以上を選びたいところ。

電気代の節約にもつながりますし、長期的に見ればコストパフォーマンスも高くなるでしょう。

UPSで作業データを守る

無停電電源装置(UPS)の導入も、真剣に検討すべき。

停電や瞬停によってPCが突然シャットダウンすると、作業中のプロジェクトファイルが破損したり、最悪の場合はストレージが物理的に故障したりする可能性があるからです。

UPSは、バッテリー容量と出力波形で選びます。

容量は、PCとモニターの消費電力を合計し、10分から15分程度バックアップできるモデルが目安。

出力波形は、正弦波出力のモデルを選ぶことで、PCの電源ユニットに負担をかけず、安定した電力供給が可能になります。

APCのSmart-UPS 1500やCyberPowerのPR1500LCDJPといったモデルなら、容量と出力波形の両方を満たし、価格も3万円から5万円程度と手頃。

商業案件を抱えているクリエイターなら、データ消失のリスクを考えると、必要経費として割り切れる投資額でしょう。

UPSの設置場所も重要。

PCの近くに置き、電源ケーブルを短くすることで、ノイズの混入を最小限に抑えられます。

また、定期的にバッテリーテストを行い、劣化したバッテリーは早めに交換することが、UPSの信頼性を維持する秘訣。

冷却と静音性のバランス

冷却と静音性のバランス

長時間作業を支える冷却システム

DaVinci Resolveでのレンダリングやエンコード作業は、CPUとGPUに長時間の高負荷をかけます。

適切な冷却システムがなければ、サーマルスロットリングが発生し、性能が大幅に低下してしまいますよね。

CPUクーラーは、TDP(熱設計電力)の1.5倍以上の冷却能力を持つモデルを選ぶのが基本。

例えば、Ryzen 9 9950X3DのTDPは120Wですが、実際の発熱は180W程度になるため、200W以上の冷却能力を持つクーラーが必要です。

空冷クーラーなら、NoctuaのNH-D15やDEEPCOOLのAK620といったデュアルタワーモデルが候補。

2つの大型ヒートシンクと140mmファンの組み合わせで、高い冷却性能と静音性を両立しています。

価格も1万円前後と手頃で、コストパフォーマンスに優れているのが魅力的。

簡易水冷クーラーは、360mm以上のラジエーターモデルを選びましょう。

DEEPCOOLのLT720やCorsairのiCUE H150i ELITEといった製品なら、長時間の高負荷でも安定した冷却を維持できます。

ファン回転数を抑えても十分な冷却性能を発揮するため、静音性も高いのが特徴。

ケースのエアフロー設計

どれだけ高性能なCPUクーラーを使っても、ケース内のエアフローが悪ければ、冷却性能は発揮できません。

ケース選びでは、吸気と排気のバランスを考慮した設計のモデルを選ぶことが重要。

基本的なエアフローは、前面から吸気し、背面と天面から排気する構成。

前面に120mmまたは140mmファンを2つから3つ、背面に120mmファンを1つ、天面に120mmまたは140mmファンを2つから3つ配置することで、効率的な空気の流れを作れます。

ケース内の配線も、エアフローに影響を与える要素。

裏配線に対応したケースを選び、ケーブルをきれいにまとめることで、空気の流れを妨げず、冷却効率を高められます。

特にグラフィックボードの下部は熱がこもりやすいため、この部分の配線を整理することが、GPU温度の低減につながるんです。

静音性を重視するなら、防音材を内蔵したケースも選択肢。

Fractal DesignのDefineシリーズやbe quiet!のSilent Baseシリーズは、吸音材によってファンノイズを効果的に抑えながら、エアフローも確保した設計になっています。

深夜の作業でも、周囲を気にせず集中できる環境が整うでしょう。

よくある質問

よくある質問

DaVinci Resolveの無料版と有料版の違いは何ですか

DaVinci Resolveには無料版とStudio版(有料版)があり、基本的な編集機能は無料版でも使用できます。

ただし、無料版にはいくつかの制限があり、4K以上の解像度での書き出しや、一部のエフェクト、そしてマルチGPUのサポートが制限されています。

商業案件を手がけるなら、Studio版の購入を検討した方がいいでしょう。

Studio版は買い切りで約45,000円と、サブスクリプション型の他社製品と比べてコストパフォーマンスに優れています。

グラフィックボードはNVIDIAとAMDのどちらがおすすめですか

DaVinci ResolveではNVIDIAのGeForce RTXシリーズが推奨されます。

CUDAによるGPUアクセラレーションの最適化が進んでおり、特にカラーグレーディングやノイズリダクションといったAI機能で、AMDのRadeonシリーズより高速に動作することが分かっています。

ただし、予算が限られている場合、Radeon RX 9070XTも十分な性能を持っており、コストパフォーマンスを重視するなら選択肢に入るでしょう。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48655 102452 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32127 78469 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30130 67099 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30053 73798 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27143 69279 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26486 60545 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 21934 57089 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 19905 50739 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16548 39572 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 15982 38394 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15845 38170 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14628 35097 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13733 31016 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13193 32525 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10814 31904 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10643 28730 115W 公式 価格

メモリは32GBで足りますか

フルHD編集なら32GBで十分ですが、4K編集を本格的に行うなら64GB以上を推奨します。

特に複数のトラックを使用したり、重いエフェクトを多用したりする場合、32GBではメモリ不足によるプレビューのカクつきが発生する可能性があります。

8K編集や、RAW形式の動画を扱う場合は、128GB以上を検討した方がいいでしょう。

メモリは後から増設できるため、最初は32GBでスタートし、必要に応じて追加する方法も現実的です。

ノートPCでDaVinci Resolveは使えますか

ハイエンドなゲーミングノートPCやクリエイター向けノートPCなら、DaVinci Resolveを使用できます。

ただし、デスクトップPCと比べて冷却性能が劣るため、長時間のレンダリング作業では性能が低下する可能性があります。

また、ノートPC用のグラフィックボードは、デスクトップ版より性能が低く、同じ型番でも処理速度に差が出ることを理解しておく必要があります。

外出先での編集作業が多いならノートPCも選択肢ですが、スタジオでの作業が中心なら、デスクトップPCの方が圧倒的にコストパフォーマンスが高いでしょう。

プロキシ編集は必須ですか

4K以上の高解像度素材を扱う場合、プロキシ編集の活用が作業効率を大きく改善します。

特にミドルレンジのPCでは、4K素材を直接編集するとプレビューが重くなり、カット編集やエフェクトの調整に時間がかかってしまいますからね。

プロキシを生成する時間は必要ですが、その後の作業がスムーズになるため、トータルでは時間短縮につながります。

ハイエンドなPCでも、8K素材や複数の4Kトラックを使用する場合は、プロキシ編集を検討する価値があるでしょう。

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